ゆるゲーマーオタのヌルヌル日誌

今日も夕日がどんぶらこ

第一回FRESH!杯について思うところと自前オタクメディア論もどき

早速バズってる話題を取りあえげていく精神。

 

第一回FRESH!杯に参加して心底バカにされた話 -chomoshのブログ

 

まーーーたAbemaTVかよ!なんでこうITベンチャーはガバガバなんだよ!!

FRESH!杯というのはAbemaTVが主催するe-sports(笑)大会のことで、その中でも今大好評炎上中なのがCygame運営の「Shadowverse」部門。

お粗末を通り越して明らかに悪意のある大会運営に対して、優勝者かつ被害者のchomosh氏が苦言を呈して話題となっております。

 

まとめブログばりに偏向してまとめると、

 

・賞金10万円(検討中)→無言で撤回

・A、Bブロックに分けました→Aブロックに人気プレイヤーが集中、Bブロックはオタク畑

・全試合放送します→オタク畑のBブロックは配信せず

・機材トラブルです→B会場がお粗末すぎて元から配信する気なかった説濃厚

・Bブロックのchomosh氏が優勝→画面奥に放置

 

twitterでも色々と流れてきましたけれど酷いもんですよこりゃ。酷すぎてコラ画像が作られるレベル。ブログに乗っけるのもアレなんで各自で調べてください。

 

AbemaTVといえばサイバーエージェント(以下CA)が運営する、今年春から開始したインターネットテレビサービスなのですが、テレビ朝日が関わってるだけあって急速に勢力を伸ばしている模様。おそらく今年のネットコンテンツで一番バズっていたサービスだと思います。

だがしかしこのAbemaTV、開始早々に求人がブラックすぎて話題になったり、今回の件で炎上したりと運営体制の甘さが見え隠れしており、なかなかに(炎上ヲチ勢として)侮れないコンテンツとなっております。

そもそも僕はCAという企業をまっっっったく信用していなくて、こうやって炎上が起こっても「ざまぁみやがれ!!」と内心喜びつつブログのネタにしてやる程度なんですが、いやほんとマジでこういう日本のチャラいITベンチャーには関わらないのが一番ですよ。是非「サイバーエージェント 炎上」で検索してみてくださいな。

 

あと、この件について『俺的ゲーム速報@刃』を始めとした害悪まとめブログ達が、いかにもShadowverse運営やCygamesが悪いような記事を掲載していますけれど、今回のはAbemaTV運営の不手際であるのでお間違いないように。

 

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さて以上は前置き。ここからは更に持論を暴走させてソシャゲ周りのコンテンツについて語っていきたいと思います。

 

先程ちらっと触れましたが、僕はサイバーエージェントという企業が大嫌いです。特にゲーム部門に関しては反吐が出るほどで、いかにもオタクを食い物にしようという魂胆が気に食わなくて仕方がない。ガールフレンド(仮)が分かりやすい例で、可愛いイラストと有名声優使っときゃオタクなんて軽く釣れるだろ~~、という精神をひしひしと感じます。なんつーか、オタクをナメてる。

 

そう、「オタクをナメてる」。ソシャゲ周りのコンテンツではこの傾向がものすっごく顕著。

別にこれはオタクというステータスに対して誇りを持っているとかそういう意味じゃなくて、如何にもオタク達を使役して利益を貪り取ろうという魂胆が気に食わない。(結局しょーもない話ではあるけど

 

例えばAppbank!Appbankといえば数多くのソシャゲと提携してイベントの開催・攻略コンテンツの提供を行っているのですが、その攻略コンテンツってのがまーんま攻略wikiの丸写し。オタク達が一生懸命考えた攻略パーティや、何百回にものぼる検証により確立されたデータ群を丸写しして我が物顔。うっぜーーー!Youtuber達を起用して顔で展開していくのもくっせーーー!(個人的な感想

 

gamewithとかgame8とかにも似たような事。データ群もオススメパーティもぜーーーんぶ2chとかtwitterの丸パクリ!コピペして閲覧稼いで収入得ようとかナメてんのかオラ!!??しっかも「攻略wiki」なんて名乗って釣っていこうという魂胆丸見え。やめてくれよ~~~

 

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ゲフゲフ、失礼いたしました。

ともかく、ああいったソシャゲ取り巻きの企業サイトはチャラチャラしてて全く関わりたくない。確かにレイアウトが綺麗だったり情報が整理されていたりと、利用者からすれば便利ではあろうけれど、ソシャゲ界隈あるいはゲーム分野の将来を思うのであれば、この種のWebサイトはさっさと消滅すべきであると思う。

 

例えばShadowverse(以下シャドバ)で考えてみよう。別にシャドバに限った話ではないが、カードゲームというのは何百種ものカード群の中から何十枚もカードを選ぶわけで、その構成や戦術は無限大ともいえる。そんな五里霧中な世界の中を、何百人もの冴えないオタク達が議論に議論を重ね、メタゲームで通用する強力なデッキが完成していくわけだ。ではその議論がどこで行われているかというと、仲のいい友人と語り合うってのも勿論だけれど、今やインターネット全盛期、とりわけスマホゲームであるシャドバでは2chや個人の攻略サイト、個人のブログなどが重要なスペースなのである。

そうして練り上げられた情報が誰でも編集できるwikiページにまとめられ、そこからさらに議論が展開され随時更新されていく。今やカードゲームの世界はこうして洗練されていくのであり、要はオタク達の思考力こそがカルチャーの原動力なのである。

気になる方は是非、遊戯王デュエルマスターズの攻略wikiページを覗いてみるとよい。そこにはオタク達によって練りに練られた情報群が蓄積されており、ルールさえ分かっていれば何時間も読めること間違いないだろう。

 

しかしシャドバに関してはそのような図式が成立していない。なぜなら、シャドバの攻略サイトの中心がgamewithにあるからだ。

上の構図では、「議論→構成→議論→再構成→議論→…」のシステムが肝であったが、gamewithでは記事は基本的にコピペしっぱなしであるので、「再構成」の部分が存在しない。一応、修正や編集などはあるらしいが、それもホットな部分のほんの上ずりだけで、彼らはページを増やしてプレビューを稼ぐことにしか目がないのである。彼らはお金を稼ぐために記事を作成しているのであり、それはプレビューが全てであるがゆえ、既に存在する記事は改善したところでほぼ無意味なのだ。当然のことである。

さらにwikiページと比べて編集人数の差もあるため、記事の質も当然ながら劣る。比較用に遊戯王wiki記事とシャドバのgamewith記事を掲載しておこう。

遊戯王カードwiki - 《ダーク・アームド・ドラゴン》

 

【シャドウバース】エイラの祈祷の評価と使い道【シャドバ】- GameWith

 

さすがに歴史やプレイヤー数の差も考慮して、遊戯王は適当にピックアップした一枚を、シャドバは(おそらく)メタゲームの中心の一つである「エイラの祈祷」を選んだが、それでもこの質の差である。

このように低質な記事を乱造しておきながら、SEO対策や有名Youtuberの起用によって名前だけは売れているWebコンテンツであるため、「シャドバ攻略サイト」の中央を占めてしまっているのである。今現在はシャドバはリリースされたばかりで2chツイッターだけで十分に議論が行われているため、GameWithも問題なくコピペし続けることができるが、流行に陰りが見られ、GameWithが撤退したその後には何が残るだろうか。

 

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後半をシャドバに限定した話題にしてしまったため、もはやGameWith批判記事みたくなってしまったが、あくまでこれは例で、例えば「コンシューマーゲームが低質ソシャゲ乱造により衰退傾向にある」などという話題にも同様なことが言えるだろう。

金の亡者たちにより、コンテンツは衰退していくのである。

 

 

 

ようやくブログを始めた。

最近ツイッターで長文語りをすることが多くて、ちょっとこれはTL汚染激しすぎやなーって思ったのでいよいよブログを始めることにしました。

 

飽きっぽいですけれど頑張ります。よろしくね

 

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minaduki

twitter: @mina_duki21